活動と反応のタイムラグ

活動していてもなかなか反応がない、全然結果が出ない、と思うことがある。

そこにはタイムラグがあるとわかっていても、なんとなく焦る。

それを言うと、ほぼみんな、「十分やっているから大丈夫だよ」と返してくれる。

それでも安心しきれない。

 

十分動けてないから結果が出ないんじゃないか、もっと計画的に動かないといけないんじゃないか、・・・・

 

とはいえ、納得のいかない状態で動きたくないという気持ちが強くて、がむしゃらに活動したいとも思わない。

なんだかな・・・という状態が、続いていた。

 

 

タイミングってある。

時代の流れや変化もあるけど、個人個人も、それぞれのタイムラインで生きているから、どこでヒットするかはその人によって違う。

わたしが動いているタイミングと相手が動き出すタイミングが、合うとは限らない。

 

 

大きな節目、春分と満月スーパームーン

その辺りから何かが開き始めたとは感じていたけど。

 

 

今朝、ずっと前にアロマセラピストの実技課題に協力してもらった友人から、メッセージが届いた。

知り合いでアロマテラピーの施術を受けてみたいという人がいて、いくつかアロマトリートメントで精油を調合するタイプを受けた中で、一番オススメしたいのがわたしのだった、とのこと。

だから紹介してくれると言う。

 

他の友人にも、わたしが調合するブレンドがドンピシャだと言われる。

自分でも、その人に合ったものをカスタマイズしたりデザインしたりするのが好きだから、特性というか、自分らしさを生かせる作業だと思っていた。

でも、実際に「仕事」という形に結びつかないな・・・と思っていた。

ボディトリートメントは、資格を取ってからほとんどやってない。

 

それが今になって、「需要」という形で出てきた。

彼女に練習台になってもらったことは、半ば忘れていた。

 

 

つい先日、アクセサリーのワークショップにも参加してくれたことがある友人と話していて、「わたしの中で友達は集客の中に含まれてない」なんていう発言をしてしまったんだけど。

それというのは、ワークショップを開催しても、ほぼ友達とその友達くらいしか集客できなくて、それでは意味がないように思えたからなんだけど。

いわゆるバンドのライブの集客問題も同じで。

 

 

でも「意味がない」なんてことはないんだと、今朝気づいた。

どこでどうつながるかはわからなくて、たとえそれが知り合いや友人だったとしても貴重な「需要」の一つであって、受けてくれた人はわたしが知り合いや友人だから受けていたのではなくてちゃんと中身も見てくれていて、選んでくれていて、そうやって何かあった時に思い出してくれるのだ。

「ライブはやらないの?」なんて言ってくれる友人もいる。

 

 

ラクシュミも、何のお試しを渡したか忘れてしまっていた友人に、よかったから使い続けてみたいので購入する、と言われてちょっとびっくりしたり。

 

あれ、わたし活動してたんだ、みたいな。

 

 

目に見えてないものは、いっぱいある。

むしろ、見えていないものの方が多い。

よく「水面下で動く」なんていうけど、それならまだ実態があるものを指しているようだけど、活動なんて、空中でふわふわしている水蒸気みたいに形もなくて、でも突然雲になったり雨になったり雪になったりする、そういうもののような気がする。

そんな見えないものを積み上げて何かを創り上げること。

そこにはタイムラインもタイムラグもタイミングも複雑に絡んでいる。

それでもいつか、思いもよらぬ形になって姿を表す。