ものすごくぐちゃぐちゃした数日。
整体に行って早めに寝たら、疲れが取れて少し気分も落ち着いたけど。
でもその分、感覚が薄れてきて、また意識の裏側に埋もれてしまって、うまく表現できなくなる。
忘却があるからこそ生きていけるんだけど。
今回のイベントでわかったことがある。
人はわかりやすいものに集まる。
誰の目にもわかりやすいもの。
そして気づいた。
わたしはやっぱりマイナーなんだ。
誰かに受け入れられることを望みながらも、メジャーを目指していない。
わかりやすく人が集まるものではなく、一部の人に、こっそりわかってもらえるような、ニッチな世界。
手にした人が、それを眺めて、ふふ、と微笑むような、小さな世界。
受け入れてもらえないということ。
注目してもらえないということ。
最初は自分を否定されているように感じて、なんだか自分が取るに足らない人間のように思えて辛かった。
自分は勘違いをしていたのかもしれない、ただの思い込みだったのかもしれない、わたしのこだわりも感覚も感性も、言うほどのことではなかったのかもしれない。
そうなるともう、自分の全てが信じられなくなって、どうでもよくなって、投げ出したくなった。
もうやめてしまおうか。
そう思った。
次の日、レイアウトを変えたりしたら、少し反応があって、やっと見てくれる人と話ができた。
ちょっとだけ挽回できた気分になった。
だけどもう1人とは歴然とした差があった。
この現実をどう受け止めるか。
わたしは自己肯定感が低い。
ちょっとしたことでも、否定的に捉えてしまう。
やっぱり自分がダメなんじゃないか、と、責めてしまう。
一生懸命サポートしてもまだ、足りてなかったんじゃないか、と思う。
その反面、人のサポートばかりして何やってんだ、とも思う。
自分はどうなの?得たいものを得られているの?
これがやりたかったことなの?
その2つの感情が渦巻いて鬩ぎ合って、ぐちゃぐちゃになる。
結論は出ていない。
でも、自分がマイナーで、わかる人にしかわからないような、ニッチなところにいることだけは認識できた。
そもそもメジャーなんて目指してなかったくせに、反応がなくて凹んでた。
それは多分、もう1人がメジャーを得ていたから余計に思ったんだろう。
わたしには、わたしだけの小さな世界がある。
それはメジャーであるかとか、注目を得られるかとか、そんなこととは関係なくて、見つけた誰かが、ふふ、と、こっそり楽しむような、そんな世界だ。