Visionを持つ

これは本当に大切だと思う。
先を見る力。


今、NHK日曜討論を見ているんだけど、やっぱり賢い人の話は聞きやすいと思う。
では「賢い人」とは?
それはVisionが見えている人なんじゃないかと思う。
目の前のことに単純に左右されることなく、先を見て判断して進んでいける人。
「決断と行動」と今仰った。
確かに。Visionのあとにはそれが必要。


賛否両論あると思うけど、私は枝野さんは賢いと思う。話が「はっきり」している。それは、自分がきちんと理解していなければ出来ないことだ。官房長官のとき、もごもごと何を言っているのか分からない保安院の人たちに比べ、はっきりとした口調で話していたのが印象的だった。
あの人は「把握」していたんだと思う。放射能のことや「直ちに影響はない」という言葉など、あとから追求される可能性があることさえ、「把握」していたんじゃないかと思う。それでも、自分の役割はそれをそう伝えるということを「把握」していたように思える。
そういう状況を瞬時に把握する賢さ、というべきか。
なんだか鉄人のようだったけど。
枝野寝ろ応援スレッドとかありましたよね^^


目の前のことに右往左往する人は意外と多いと思う。
私はよく、「落ち着いているね」と言われる。
実際のところは焦ったりしているんだけど、私の中の美学?みたいなもので、「バタバタするのはみっともない」という意識が強いから、周りからは焦ってないように見えるんじゃないかと思う。
でも、冷静になって次の行動を見極める、というのは大事だから、落ち着いているのはいいのかもしれない。見た目だけでも。
「溺れるものは藁をも掴む」というけれど、「藁じゃダメだからあそこの丸太を掴もう」というVision
判断力?
あと、分析というか、情報を見極める力。



日本はもっと、閉鎖的な風潮を開放して世界を受け止め、自分たちがどのような姿になっていくのか、考えるべきだと思う。
今は世界の流れにただ押されているだけだ。
TPPにしたって、入るか入らないか、なんてことより、もっと先の行動を考えなければいけない。「誰かが作った流れに乗るか乗らないか」ではなく、「自分が流れを生み出す」ことを考えなくちゃ。その発想がない限り、日本は発展しない。


国会討論は聞くに忍びないけど、今日の日曜討論は聞き応えがあった。
それぞれの人が、どこを見ていて、どう考えて、どうすべきだと思っているか、ということがよく解った。
賢い人は少ないけどちゃんといて人を教える立場にいるということに、少し安心した。
田舎で育ったことと、自分には関係ないと思っていたことと、最終的には人間力だと思っていたことから、「有名大学がなんぼのもんじゃい!」と思っていたけど、本当に名の通った有名大学にはそれなりの人が集まるんだな、ということが、東京に行くことで間近で見て実感できた。
その大学に行くことがすごいのではなく、その大学に行くことで本当に賢い人に接することが出来る、ということがすごく意味があるんだと私は思う。
そういう世界を見ることが、大事なんだと思う。


自分がどこに行き、何を見るか、ということは自分が選べると私は思う。
自分が選んでいると思う。
どんな人に出会い、何を吸収するか。
動くも動かないも、自分で決められる。
「自分は出来ない」と思っている人は、動かないから一生出来ない。
「いつか出来る」と思っている人は、その可能性を持っている。
私は「こうしたい!」というVisionを持って行動している賢い人に出会いながら生きていきたいと思う。
それはインターネットの向こう側であれ、ブラウン管の向こう側であれ、本の文章の中であれ、出会いは出会いだ。
その出会いを見つけるのも、自分次第。


そしてそれもすべて必然であるという宇宙観。
深い。
宇宙はいつもあなたと共にある。


スターウォーズか^^
さて、今日は何をしようかな。
とりあえず晴れたので、海に行ってVisionに耽りたいと思います。