察する

rock_azure2017-06-14

「察する」って、誰にでもできることじゃないんですよね。
わかっているんです、はい。
経験値も必要だし、元々の性質にもよる。


昨日、愛用しているIHのコードがダメになってしまった。
コードを交換すれば使えそうだったので注文したんだけど、届くまでの2〜3日、オーブンレンジしかない状態になってしまう。
料理から湯沸かしまで全てIHに頼っていたので、いざ使えなくなるとかなり不便。
2〜3日ではあるけれど、この機会にカセットコンロを買っておこうかな…とヨドバシに行った。
売り場に行ったら、いろんなメーカーのIHが並んでいて、値段もお手頃なものから高機能のものまでいろいろある。
手頃なIHをもう一つ持っておくのもアリなのかな…とか思いながら見ていたら、店員さんが声をかけてきた。
「何かお探しですか?」だったかな?忘れましたが。
「簡易的に使うのですが、カセットコンロにするかIHにするかで悩んでしまって…」と答えたら、その人、カセットコンロとIHの違いについて延々と語り始めた。
安全性の違い、カセットを買うことと電気代との経済性の違い、カセットの互換性がない場合がある、など。
いや、知ってるよ。
そもそも私は助けを求めていた訳じゃない。
「簡易的に…」と私も言ってしまったけど、どう使うか、少しも伝わってないはず。
一方的に語るので、不快な顔で何も言わずに聞いていたら、さすがに気付いて去っていった。


私が両方とも使ったことがないとでも思ったんだろうか?
少なくとも、話す相手がどれくらいの知識を持っているか確認してから話し始めるべきでは?
そして多分、若い男性であるあなたより私のほうが、はるかに料理の経験があるだろうから、その部分の説得力もない。


マニュアル対応か?(笑)


結局、カセットコンロを買って帰りました。


やっぱりIHに関しては、セットで買っているからというのもあるけれど、愛用のIHに勝るものはないですね。今回はコードだったので交換で何とかなりそうですが、本体が壊れたとしても、同じものを買い換えると思います。


さて、カセットコンロですが…
久しぶりに炎を見て、若干恐怖を覚えました…(笑)
何年かガスコンロを全く使っていなかっただけで、こんなに不慣れになるんだ…とちょっとびっくりしました。
確かにIHは安全だし機能満載で素晴らしいのですが、「火」に対しての扱いだとか、火加減だとか、鈍るんだなぁと感じたのでした。
ある意味、IHは火力も「ゆるゆる」で中華や炒め物などには向かないところがあったんだけど、「安全」である分、「激しさ」もなくなるんだなぁ、なんてことも思ったのでした…


そんな別の気付きもありつつ、相手に必要なものを「察する」って、素質と経験を要するんだろうと、また実感をしたのでした。


今日の写真は本文とは全く関係ない、カエルのシューキーパーです。
無造作にブーツから出しただけなんだけど、次の日に見たら、仲良く手を振ってくれてました♡