オバサンという用語

昔からなぜだかオバサンという言葉が嫌いだ。
多分、自分から誰かのことを「オバサン」と呼ぶこともほとんどなかったと思う。
発することも躊躇われるような言葉だ。


オバサンの定義とは何なんだろう?
人はどんな人を「オバサン」と名付けるんだろう?


みんなが無意識に、ある意味、無頓着に使っている「オバサン」という言葉に、なぜ私はこうも敏感なんだろう?


私は「オバサン」という言葉が嫌いだ。
その言葉には、冴えない、くたびれた、それこそ無頓着な、ダサいニュアンスが含まれている。
私はそんなものにはなりたくない。
そんな用語で呼ばれたくない。


私は幸いにも、実年齢より若く見られるという特性を持っている。
「オバサン」の基準がどこにあるのかは知らないが、私はオバサンの仲間入りをしたつもりはないし、これからもオバサンになるつもりはない。
「オバサン」という用語とは無関係に生きていたい。
そんな言葉は私には必要ない。


「オバサン」をすっ飛ばして、「可愛いおばあちゃん」になりたい。
そして、常に「素敵な女性」でありたい。