深く反省

昨年の空き巣被害の犯人が捕まり、盗難品の確認をしてほしいと警察署から連絡があり、出かけたのですが。
三鷹警察署なのに、間違えて武蔵野警察署に行ってしまった。
というのも、被害届を出したのが武蔵野警察署だったからなんだけど。
担当者の方の名前を告げたら、受付の人が困惑していた。
ん?と思いつつ、「さっき電話して確認したばかりなんですが…」とか説明して、「どんな用件ですか?」とか訊かれ、え?何なの?とか思いながらやり取りしていると、「うちには、その名前の担当はいないんです」と。
ようやく、わたしが武蔵野警察署と三鷹警察署を間違えたことが判明し、そこから移動することになったんだけど。


ちょっと高飛車な、失礼な態度を取ってしまったことに、反省。
自分が間違えているという可能性を、考えずに話してしまった。


わたしは自分を過信していると自覚した。


まぁ、最初から「その名前の担当はいないのですが…」と言ってくれれば、早く気付いたんだけど。怪訝な態度を取られたので、若干腹が立ってしまった。反省。


三鷹駅からバスに乗って、無事に警察署に着き、確認した。
残っていた盗難品はシルバーのリングだけで、そんなに大事なものでもなかったけど、あちらとしては返す義務があるだろうから、後日受け取ることに同意して、帰った。
盗難品をメルカリで売っていたらしい。
出品されていた、わたしのネックレスの写真を確認した。
誰の手に渡ったんだろう?
盗難品だと分かったら、どんな気分なんだろう?
いい人にもらわれていったことを願う。


帰り道、自分がちょっとしたことですぐ腹を立てることが、なんだか嫌になった。
もう怒りたくない。
カリカリ生きていたくない。
腹を立てることには、飽きた。


「自分を正しいと思い過ぎている」と誰かに指摘されたことがあった。
自分はちゃんとしていたい、完璧を目指したい、そう思っていたから、それなりの自負があった。


それももう、どうでもよくなった。
そんなこと、もうどうでもいい。
腹を立てても仕方ない。


完璧を目指すのは、もうやめよう。