高尾山

晴れの休日。
ずっと行ってみたかった、
高尾山に行くことにしました。


早めに行動したほうがいいのは分かってるんですが、
やっぱり朝はゆっくり寝てしまい、
家を出たのは12時前。


ラテを持っていきたかったので、
シャカシャカ泡立てて
THERMOSに入れて、
そしたら
やっぱりパンかな、と、
昨日のクランベリーレーズンと
白パン明太子マヨネーズを買って
電車に乗る。


その前に・・・

さっき開きました!
という感じ。
この花、なんて言うんでしょう?
結構好きです。


光と影。
その中を通る、私。


お茶花。
の、はず。


いつだったか、
「お茶の花」というタイトルで
この花が載っていて、
その本が
「お茶花」つまり、お茶のお席に飾る花の本だったから、
一瞬分からなかったのですが、
とにかくこの花は、
お茶のお花
なんですね・・・
え?
分かりにくい?
はい。
その通りです・・・


お茶の花がこんなに可愛いなんて、
知らなかったんです。
そして、
時々通るこの道の垣根が
お茶だったことも
知らなかったんですね〜、
ついこの間まで。


これ、
紫式部
すごい好きです。
このあたりは、
東日本というか、
地元より北にあるとあって、
その辺の庭先に、
お茶花というか、
地元では山に入らなければ見れないような花が
普通に咲いてるんですね〜。
気候の違い?
でも、
寒くてたまらないかというと、
そうでもない。


不思議です。


さて。


本題の高尾山への道のりです。
明大前で乗り換えて、
タイミングよく準特急に乗った。
いいお天気。
ドア近くに立っていると、
暖かくて、
暑いくらい。


秋の晴れた日って、
何か郷愁に駆られませんか?


雲ひとつない、
真っ青な空を見ていると、
何かを思い出して
泣きたくなる。


電車に乗る前、
ちょうどお昼で、
ちょっとだけ賑わった駅の商店街に
何か懐かしさを覚えて
そして
電車から外を眺めていたら
また
何かに襲われて
涙が出た。


秋はそんな季節です。


京王線に揺られて
そこから見える東京の景色を見ながら
思った。


結局、
どこに行っても
どこに住んでも
私は
私だ。


感覚も行動も
変わらない。
同じようなものを求めて
同じように行動している。
どこに行っても
人ごみは嫌いだし
木や山や河や海や空が好きで
同じ波長を求めていて・・・


そう思った。


高尾山口に着きました。
すごい人です。
経路は
稲荷山コースにしました。
ひたすら登ります。
距離は最短コースの3.1キロ。
でも
しょっぱなから結構急傾斜です。
到着したのが13時過ぎで
90分かかるというから・・・
う〜ん
やっぱり早めに来るんだったと思いつつ、
とにかく登る。
ガンガン登る。


途中
外国人(多分発音からしアメリカ人)のカップルの前後になった。
何か、
クラスかなんかの話をしていて、
多分仕事の話だと思うんだけど、
なんというか、
前向きな感じを受けた。


やっぱり、
理想はこういうカップルだなぁ、と思った。


なんというか、
付かず離れずというか
お互い行きたい方向に行っているけれども
何かを目指しているところは一緒というか、
目的地があって
一緒に行動している、というか。


手をつないで登っているカップルより、
よっぽど繋がってるっちゅうねん!
という感じ。


黙々と登ったので
途中はほとんど写真を撮らなかったのですが、

黄色が素敵でした。


出発が遅かったこともあって、
途中、
何度も、
大丈夫かな〜、
なんて思って、
でも、
登り始めたってことは、
頂上に行くしかないんだよな〜、
って、
ひたすら足を前に出して登った。


で、
最終的に、
頂上近くに階段があって、
目の前に、
ばーん!
とあって、
でも、
目の前にあるんだから登らなきゃ、
と、
ひたすら登った。
8割が降りる人だった。
多分、
階段じゃなくても行けたと思う。


でも
いいんです。
私はそういう人です。



頂上に到着。
富士山も見えたのですが、
雲がかかっていました。
やっぱり、
朝ですね、富士山は。
でも、
電車の中から見ました。
既にかなりの雪を被っていました。


紅葉です。

下には
大勢の人、人、人。


持ってきたラテを飲んで、
白パン明太子マヨネーズを食べて、
下山。


帰りの経路をしばらく検討した結果、
つり橋のある4号路を通ることにした。


紅葉スポット発見。


そして、
やっぱり黙々と歩く。


1号路と合流。

ケーブルカーもリフトも
長蛇の列です。


やっぱり歩くことにしました。


こちらの道は、
コンクリートで舗装されています。
急ですが、
危なくはないです。


でもねー、
ほんとにたくさんいました、
ロングブーツの人。


山ですよ、高尾山は。


カップルで、ブーツ。
手をつないでる。


はぁ。


あと、驚いたのが、
ヒールのある靴やブーツで子供の手を引いてる母親。


???


何かあった時、
子供を守れるんですか?
あ、
子供が守ってくれるんですかね?


よく分かりません。


でも、
ヒールブーツ人口、
結構いました。


麓まで戻りました。


またまた、たくさんの人です。


リフトのあるところから、
40分
と書かれてあったのですが、
25分くらいで下ってしまいました。
とにかく
ガンガン歩いてしまうのです。
多分、
行きも90分かかっていないはずです。
なんか、
登ることが目的になってしまっていました。


ただ、
人が多かったので、
次回、
もっと人の少ない時に行けたら、
景色を堪能しながら
登りたいと思います。


昨日気に入ったボージョレーと
お花を買って帰りました。


明日もいい一日でありますように。