栄養素の通になる


昨日、図書館で見つけました。本当は専門的な本を探していたんだけど、どちらかというと家庭向け?みたいな本が多くて、多分、専門書のコーナーで探すべきだったんでしょうけど、とりあえず何か一冊・・・と思っていたら、出会った^^
ちょっと独特な絵が挿絵になっていたり、ネタ的に書かれているコーナーがあって、なかなかいい感じです。
やっぱり、どんなに内容がよくても、思わず開けてみたくなるような本でなければ、結局読まなくて意味がないじゃないですか。大事ですよね。興味が湧くかどうかって。


その割には、「たんぱく質の科学」とかいう、化学式ずらずらの本も借りました^^
これ、ずっと前にぱらぱらっと見たときに、「面白そーー!」と思ってたんですよね。
よく分からないんだけど、福岡伸一さんの「生物と無生物のあいだ」も、DNAの話なので化学式満載なんだけど、「難しい」より「興味」が勝って読めた、という感じ。あとは語り口かな。
生命の仕組みとかに、興味があるんでしょうね、私。
面白いですよー^^
生き物って、なに?生きるって、なに?みたいな^^


数式には嫌悪感を感じても化学式には宇宙を感じてしまう、よく分からない私なのでした・・・^^


追加:
また撮ってしまった、今日の晩御飯。

出来上がって、お盆に載せていたら、あまりにカンペキな和食!ということで、記念撮影^^
昆布を入れすぎて真っ黒に見える味噌汁ですが、具は、油揚げ、大根と、冷蔵庫で成長し続けるえのき^^そして、出汁に使う煮干と昆布は常に具として食べます^^
水を少なめに入れてしまった割には、昆布も煮干も味噌も普通に入れてしまったせいか、やたらと旨かった^^
ということで、旨味について。
旨味といえば、アミノ酸
昨日、図書館でパラパラと読んでいた本に、某化学調味料会社が初めてアミノ酸の合成に成功した、と書かれてあったんだけど、大体、なんで合成された代替品で摂る必要があるの?旨味がたんぱく質を摂ることで感じられるのであれば、たんぱく質を含む食材から摂ればいいやんか、と思うのは、私だけ?
基本的に昔から何が嫌いだったかというと、「これを入れるだけで何でもおいしくなる魔法の調味料」というコンセプト。
そんなの、おかしいにきまっとるやん、と勝手に思っていた。
だって、食品にはそれぞれの美味しさがある訳だし、それはその食品を摂ることによって感じる訳だし、何でも同じ味を加えたのではダメなんじゃないの?っていうか、そんなの怠慢だよ、って。
その根本的な考え方が、嫌い^^
そしてこれは勝手な想像だけど、そんな合成された旨味ばかり食べて育ったら、人間としての何かが欠落しそう。だって、合成されたものを「おいしい」と思いながら育っていくんだよ?おかしくない?本当に美味しいものが分かるの?本来の食品の美味しさが、分かるの?感性、鈍るんじゃない?
まぁ、科学的見解ではなく、感覚的見解ですが。
どうも、人の心の乱れは食の乱れから生じているように思う、私なのでした・・・・


それにしても、主食の米に不足しているビタミンBを大豆で補うことができるということも書かれてあって、その点でも味噌や豆腐、納豆などを合わせて食べてきた和食って、本当に理想的な食事だなと、つくづく思ったのでした。
やっぱり、和食ですよ。