ロックな生き方

先日、というか昨日なんですが、
J-WAVEのショーン・Kさんの番組でSteve Jobsの特集をしていたのですが、最後のほうでショーンさんが「結局Steve Jobsはロックな人間だったんだ」ということを言っていました。


そういえばiTunesに入っていた曲が話題になっていたときに、
結構好みが共通してるかも、なんては思ったけれど、
彼自身がロックな人だとは思ったことがなかった。


でも、そうかも知れない。


私がロックに出会ったのは10歳くらいの時で、
そこからずっとロックを聴き続けている。
大人になれば落ち着いた音楽を聴くようになるのかと思っていたけれど、やっぱりまだロックを聴いている。
それをずっと考えていた。
なぜなんだろう、と。


いわゆるスマホと呼ばれる携帯にしてから、通勤時間は海外ラジオのロックステーションをよく聴いているんだけれど、今の曲だけでなく昔の曲もよく流していたりする。
そうすると、その当時はCDを買うほど好きではなかった曲でも、やっぱりかっこいいな、と思うものが意外とあったりする。


じゃあ、なぜ、その曲がかっこいいと思うのか。
それはリズム感だったりノリだったりするんだけれど、
それだけではなく、やっぱり歌詞に共感というか、
表現している内容がかなり関係していると思う。
意外と、そういう曲は社会的なメッセージが含まれていたり、
何かに対しての表現だったりする。


ロックには、そういう側面があると思う。
いや、側面どころか正面がそれかも知れない。


本物のロックは媚びない。
人気を得ようとして当たり障りのない歌詞を歌ったり、
流行りに合わせたりは、しない。
むしろ、異議を唱え、
違和感を提示し、
既成概念を壊して新しいものを模索する。


だからこそ、私はロックが好きなんだと思う。
そして確かに、
そう考えるとSteve Jobsはロックな人だと思う。


ロックな生き方に年齢はない。
私はやっぱり、ロックに生きる。
We will rock you!