青空日本一

今朝の出来事。
たまたま停車中の電車に乗ったので、
いつもと違い、ドア近くに立っていた。
中央線、中野から新宿の間、
窓の外を見ながら、
空が青いなぁ…と思っていたら、
不意に真っ白な山が見えた。
え?富士山?
え?え?富士山??
こんなところから???
でも、どうもやっぱり富士山、
いつか江ノ島から見た角度と同じ。
新宿ビル街、西新宿の端っこ。


青空に、ぽっかり富士山。


冬のように澄み渡った空気だったから、遠くまで見えたんですね。


朝から日本一の山を発見し、
なんだかラッキーな気分になりました。


西日本に育った私にとっては、
日々の生活の中に富士山を見るなんていうことはなく、
遠くて特別な存在です。
それだけに、
見つけた時の喜びは大きい。


そういうことって、ありませんか?


逆に、
いつも傍にあり過ぎて、
有り難みが薄れてしまっていることもありますね。
特別なことさえ、慣れると当たり前になってしまう。


それでも、
美しいものは毎回感動を与えてくれます。
青空、富士山、三日月、満月、夕焼け、青い海、新芽、…
そんなことを思った、朝の出来事でした。