年の瀬

さっき近くのサンクスに行ったのですが、
ここの店員さんの1人がとてもホンワカしていて、
私の小銭入れを褒められたのをきっかけに時々話すようになり、
今日も年の瀬の話をしてきました。


なんだかあっという間ですね、
ぼーっとしていると1年がすぐ終わってしまいますね、
なんて言うのですが、
実際には私も彼女も、
いろんな小さなことを乗り越えながら過ごしてきたのだと思います。
取り立てて大きな危機的なことはなかったかもしれませんが、
日々、小さなことに向き合いながら、
無事に過ごしたのだと思います。


もう震災から3年が経とうとしているんですね、
と話し、
元気で過ごせていることに感謝しつつ、
挨拶をして帰ってきました。


本当に。


こうやって無事に年が越せることに感謝です。
住む家はあるし、
食べ物は買えるし、
健康だし、
音楽は聴けるし。


生きているだけで、素晴らしい。
そう思えるのは、幸せなことです。


そのサンクスの帰り道、気が付きました。
休みの日は、心が自由だ。
それは何故かというと、
価値観、劣等感、焦燥感から自由になるからだ。
本来の自分に戻れる。
社会の要求、要望、要件から解放されて。


自分らしくいるということは、時に難しい。
調和や、空気を読むことや、出しゃばり過ぎないことを、
暗黙のうちに要求されているこの日本という社会では、
ともすると、本来の自分を見失ってしまう。
そのことに敏感な、私でさえ。
いや、敏感だからこそかもしれないが。


もっと心を自由に、
もっと自分をopenに。


そう思った、年の瀬でした。