私はよく道を聞かれる。
今日も職場を出てしばらくしたところで、おじさまに声をかけられた。
霞ヶ関三井ビルはどこですか?と言われたけれど、
今は霞ヶ関ビルになっているかもということで、
隣のビルを案内した。
いつも声をかけられたときに、
「ちゃんと知っているだろうか、教えてあげられるだろうか?」と思う。
まぁ、たまにわからないときがあるけれど、
ほとんどの場合は教えてあげられる。
ただ、もう少し親切に案内できたのではないか、と反省する。
タイミングにもよるけれど、
最短の時間で情報を伝えようとしてしまう。
今日も、「あのビルです」と言ったら、
もう暗いし、
目の前にはオフィスビルがいくつもそびえていて、
どれだか伝わらなかったので、
もう少し歩いて、「ここを上がった正面のビルです」と伝えたんだけど。
それでも最低限だったと思う。
最初から分かりやすい場所まで行ってあげればよかったのに。
それにしても、感じの良いおじさまだった。
丁寧にお礼を言ってくださった。
次の道案内に活かそう。