人を圧倒するほどの夢を持つ

英語スクールで教えていると、時々、逸材と思える生徒に出会う。
目がキラキラ真っ直ぐで、自分を表現することを恐れず、
何か目標や夢を持って、今を生きている。


人を圧倒するほどのパワー。
眩しいくらいの輝き。


それを語る様子を見ているだけで、
その目標が達成されることがわかる。
何かを成し遂げる人は、同じ目をしている。


なぜこの仕事に行き着いたのかと、その娘に訊かれた。
一言では語り尽くせないので逆に聞いていたら、彼女の目標の話になった。
その目標の大きさに、高さに、そのための計画性に、圧倒された。


目標が大きければ大きいほど、それを表明することに抵抗を感じるものだと思う。
けれども、
本物は、それを表明することができる。
真っ直ぐ、自然に。


いろいろ教えてください、と彼女は言った。
いやいや、
あなたはもう、私を超えているよ、と私は思った。


私ができること。
それは、そんな彼女を応援し、激励し、見守ることだ。
彼女の側にいて、彼女が彼女を全うできるよう、補助することだ。


それが、私がこの仕事に就いている理由なんだと思う。