捉え方と基準

rock_azure2015-04-24

ラジオの番組で紹介されているインタビューを聴いていると、よく「お休みは取れていますか?」という質問に対して「はい、月に1〜2日は取れています」という回答がされている。
それについて、さっきアンジャッシュの渡部さんが、「普通に言いますけど、これが企業ならブラックですよね」と言っていて、正に!と思った。
タレントや自営業の人は、人気があったり繁盛していたりすればするほど、休んでいられなくなる。
ではそれが、例えば週休2日休めないから不幸なのかと言うと、そうではない。仕事があることのほうが、幸せだったりするのだ。


そう考えると、結局は捉え方も基準も、立場や状況によって異なるということになる。


もちろん、何事もバランス。
長所と短所のバランスが取れていることは大事だ。
ただ、ブラックと取るか取らないかって、受動的なのか能動的なのかによっても違うように思う。
自分が好きで働いていれば、休みなんてなくても平気なこともあれば、むしろ嬉しいと思うこともあるだろう。
でも、企業で働く場合は、全ての人が能動的に働いている訳ではなく、働き方を自分で選択できない場合も多い。
無理に長時間労働を強いられたり、協力体制がなかったりすると、体力だけでなく、精神力も奪われてしまう。


どこに基準を置いて、何を大切にして、どう進むか。

これからの時代は、一人ひとりが、それを選ぶ時代だ。


自分で取りに行く時代だ。