晴天の空の下、歩いていて思った。
形あるものは変化する。形あるものは消滅する。
だけど、形のないものは、変わらない。
形あるものが全てではない。
出逢ってきた友達、家族、経験、思い出。
それらのものは、心の中にあるもので、身に付けている「所有物」ではない。
そしてこの青い空も、そこに広がる雲も、輝く太陽も、私の所有物ではないけれど、私の一部であり、私と共にあるものである。
私は本当に豊かだ。
ブランド品や宝石を身に付けていなくても、私はこんなに豊かで、こんなに笑って輝くことができる。
「所有物」なんていらないんだと、本当に必要なのは「所有物」じゃないんだと、気付いた。
身に付けていないものは、盗られる心配がない。
私のこの感覚は、誰にも奪えない。
「所有」することが、生きる目的ではない。
「所有物」は、私の人生を「通過するもの」に過ぎない。
「所有物」に左右されない生き方。
なんだか軽くなった。
そう思いながら、ウキウキしながら帰ったら、アラニス・モリセットの「Hand in My Pocket」がラジオから流れてきた。
シンクロした。
足りないものなんてない。
私は私でいい。
そんな１日でした。
今から仕事に行ってきます。（笑）
