自分の価値は自分で

「自分の価値を正しく判断する」って、どういうことだろう。
正しいかどうかの判断は、誰がするんだろう。


自信を持ち過ぎても「過信」になり、持たな過ぎても「自己評価が低い」ことになる。
「適度な自信」なんて存在するんだろうか。


何に対して自信を持つのか。
それは、自分の行動だと思う。
何を思って、どう動いてきたのか。
日々の積み重ねが自信になる。


その行動の視点が、「自分」に向いているか。
「世間」や「他人」に流されず、「自分」のためにやっているか。
誰かに合わせるために、自分を疎かにしていないか。
「どうせこんなもんだ」とか、投げやりになってないか。


「徳を積む」という考え方がある。
「誰にも評価されなくても自分のためにする善い行い」をしていると、徳が積まれていって、人として豊かになるというもの。


与えられた仕事に対して、もらえる金額以上のことをするのも、同じように「豊かさを積む」ことになる。
昔勤めていた塾の代表が言っていた「4つのジンザイ」。
「人財」=給料以上の働きをして会社の財産になる人
「人材」=給料分の働きをする人
「人在」=会社にいるだけの人
「人罪」=会社に害を及ぼす人


会社の「財産」になるということ。
でも多分それは、結果論だと思う。
目の前のことに最善を尽くすということが、評価につながる。


「結果は後からついてくる」「お金は後からついてくる」と言うのは本当だと思う。
自分の信念に従って最善を尽くしていれば、いつか目標に辿り着く。


自分の目標を高く置くこと。
それは例えば、もらっている時給が1000円でも、自分の仕事には1500円の価値があると思って働く。
それを続けていると、結果的に1500円の仕事が来るようになる。
そうなったら、次は2000円を目指す。


自分なんてこんなもんだと思っていたら、いつまで経っても上がらない。
自分のやっていることに自信もないから、相手に交渉することもできない。


結局、自分の価値は、自分の行動で積み上げていくということだ。
その価値は、わかる人にはわかるのだと思う。
そしてそれがいつか、何かの形になって現れる。


自分には価値があると信じて、行動する。
自分の価値は、自分が決める。