続・最善策

物語には続きがある。
最善策って、なんだ?


先日の時間変更の調整。
先方(保護者)に直接連絡して状況を伝えた。
その時点では結論が出なかったので(確認が必要だったので)、返答待ちだったのだが。

だが、しかし。
本部から連絡があり、わたしが提案してもない曜日で「お願いします」という電話があったとのこと。
電話を受けた人は詳細がわからないので、確認のメールをくれて、また話が行き違っているということが判明した。


もうこうなってくると、意味がわからない。
前回の本部の対応にも問題があったけど、行き違いが生じるというのは、どうやら一方だけの責任ではない、ということだ。
もちろん、そういうタイプの相手であることは承知していたけど。
その両者に話を任せると上手くいかないかもしれないということも、ある程度想像はしていたけど。
わたしが直接連絡してもこの結果とは。


わたしが動いても意味がないように思えてきた。
どっちにしても、話が通じない。
なんなんだ、この不毛なやりとりは。


最善策って、なんだ?
もしかしたら、そんなものは存在しないのかもしれない。
わたしの立場としては、できる範囲を示すことくらいしかできないのかもしれない。
相手のためによかれ、とか、もうどうでもいいのかもしれない。


こういうとき、相手はただ自分の要求を主張しているだけだったりする。
「調整」とか「有効的な手立て」とか「相手の状況」とか、「WIN-WIN」とか、そんな考えは頭に存在しないのかもしれない。
ただ、「わたしはこうしてほしい」ということだけ、言ってくる。
以前にもここに書いたことのある「テストの点が上がらないんです」と毎回言ってくるのは、今回と同じ人だ。
方法は、ずっと伝えてある。
本人が復習をしっかりやらない限り、文章を理解して、一つでも多くの単語を書けるようにしない限り、テストの点は上がらない。
週1回スクールに来るからできるようになるわけではない。何回もそう言ってある。


なんとなく見えてきた。
こうやって、顧みず、学ばず、同じことをずっと言ってくる人がいる、ということだ。
ある意味、わたしの言っていることが理解できないのだろう。
提案してもいない曜日が出てくるんだから。
わたしの話など聞いていないのだ。


ここまでくると、最善策なんか◯◯食らえ!と言いたくなるけど、多分そうではなくて、最善策を目指すことに問題があるのではなくて、「わたしの考える最善策」が通用しないこともある、ということなんだろう。
最善策も、いろいろ。
時と場合による、という話。


そして物語はまだ続く・・・・