髪型というファッション

わたしの髪型をお任せしている美容師さん。
いつもそのセンスに感心する。
いわゆる「カリスマ美容師」のような胡散臭い派手さやアピールは全くなくて、どこか控えめな雰囲気がある。
男性に触れられるのが極度に苦手なわたしが、緊張しないでいられるという貴重な存在。


わたしの要望を伝えると、丁寧に聴いて、きちんと理解して、いつも予想以上のものを提供してくれる。

前々回、パーマがとれてきたときにハネのようになるのが気になると伝えたときも、「では自然にまとまりやすくなるようにかけますね」と言って、緩くなっても自然に馴染むスタイルにしてくれた。
前回はカットだけにしたけど、今でもスタイルはいい感じにまとまっている。


それって何なんだろう。
センス?感性?


髪型を安心してお任せできる。
それって本当に大きい。


髪型は、顔を彩るファッションだと思う。顔を演出するという感じ。
どんな髪型にするかで、印象も変わる。
その髪型が、自分のスタイルに合っているということで、自分の顔に自信が持てる。
彼のような美容師さんに出会えるというのは、人生を左右していると言っても過言ではないかもしれない。



どこかで誰かが自分を支えてくれている。
その感覚って、幸せなことだと思う。