ものは見方によって変わる

場合によっては、何が正しいかでさえ、どこからどう捉えているかで変わってしまう。
だからこそ。
どんな視点を持つかが大事。


辛いことや大変なことに比べたら、嬉しいことや喜ばしいことなんて、9対1くらいかもしれないと思う。
だけど、その1を9ぐらいのパワーで喜んだとしたら。
1であるがゆえに、その貴重なことに心の底から感謝したとしたら。
その重みは逆転してしまう。


だからそこにフォーカスする。
やっと見つけた小さな幸せに、じっくり浸る。
そのありがたさに、しみじみする。


持っていないもの、失ったものばかり見ていると、心が荒む。
存在するもの、得られたものに気づくと、豊かになる。
起こっている事象は同じでも、それによる反応は変わってくる。


植物がすごいのは、素直に太陽の光に向かって、枝を伸ばし、地に根を張るところだ。
単純で、純粋。
落ちていった葉っぱにいつまでも悲しんだりしない。
枯れたり散ったりした花を哀れんだりすることもなく、また芽を出し、蕾をつけ、また咲いていく。


また咲けばいい。
転んでも転んでも、また立ち上がって歩けばいい。
人間だってもっと、単純で純粋なのだ。