何をもって解決と見なすか。
難しいですよね。
答えはひとつじゃないですから。
ただ、「本人たちのために何が一番いいのか」と真剣に考え、話すこと。
これが大事かなと私は思います。
少なくとも、今回のことで様々な人が「考えたり話したり」したと思います。
そこから１つでも方向性が見えてくればいいと思います。
先日ラジオで茂木さんがこのことを話していて、
私がこの人に好感をもっている理由は「自分の意見をはっきり言う」からなんだなと思った。
正しいとか正しくないとかいう問題の前に、「自分の意見を言う」ということが必要。
それがなければ、話し合い自体が成り立たない。
いろんな意見がある。
その意見を出し合って、考えて、先に進んでいく。
何事もそうやっていくしかないんじゃないかな。
だから、思ったことや自分の意思を伝えなければいけない。
どうも日本人はそれが苦手なんじゃないかと私は思う。
茂木さんは学校の仕組みのこととか（ホームスクーリングやフリースクール、大検など、学校に行かなければいけないという考え方を変える必要があるんじゃないかとか）いろんなことを言っていたんだけど、最後に、
「苦しいときには苦しいと言っていいんだよ」「苦しいって言うことを我慢しないで」と言っていた。
あ、あと、いじめを見かけたときの行動について、「人のために行動することのほうが成長できる」とも言っていた。
自分のためではなく人のために行動する。
確かにそれって大きなことだと思う。
自分に降りかかってくるかもしれない。
とても勇気が要ることだけれど。
その行動の先に、何かがある。
あぁ、なんだか映画の「Pay it Forward」を思い出しちゃった。
情けは人のためならず。
結局、自分のしたことが還ってくる。
ならば善い行いを積み重ねていくしかない。
失敗しても間違っても、反省しながら修正しながら。
