成功の定義は、人や状況によって違う。
とりあえず形になれば成功という場合もあるし、人気が出れば成功という場合もあるし、利益が出れば成功という場合もある。
ランキングのトップになれば成功ということもあるかもしれない。
人によって思い描いている成功のイメージが違う。
だから、成功の基準が高いと、スティーブ・ジョブスのように、鬼と言われたりもする。
イメージやビジョンというものは、共有できていないと厄介だ。
そもそもの完成図がズレていたら、どんなに力を入れても、成功にならない。
「宇宙に行きたい」と言っても、大気圏を出ることなのか、火星に行くことなのか、隣の銀河に行くことなのかがはっきりしていなければ、準備はおろか、可能性の有無さえ判断できない。
そもそも成功は、過程でしかない。
一つの挑戦の中に成功があり、その先にまた挑戦がある。
成功の答えは一つではなく、次の挑戦には次の答えがある。
では、成功とは何なのか。
それは、成功とその過程を語り合える仲間が、どれだけいるかであると私は思う。
