何かを超えるということ

人生は年輪のようなものだと思っている。
積み重なって一つの模様を生み出している。
そこに刻まれる活動のほとんどは地道で、取るに足らない、小さなことだ。


だけど、何かを越えるとき、そのパワーの土台となるのは、やっぱり、地道に積み重ねてきたものだ。
ちゃんとランニングを続けてきたからこそ、マラソンに出場できたり、ピッチで走り回ったりできるのだ。
自分を信頼できるからこそ、思い切って跳べるのだ。


年輪を重ねたからこそ、超えられる何かがある。
山を登ったからこそ、見られる景色がある。