明日は夕方まで仕事も予定もない日。
いやっほーい！
朝寝坊できる。
いやっっほーーーい！
久々の自由時間。
嬉しくてたまらない。
数ヶ月前までは普通にあった時間なのに、気づいたらどんどん縮小されて、今では１ヶ月に数日しかなくなってしまった。
そして思い出した。
その時間が普通にあった頃、社員の先生からよく「夕方まで空いているんですかー、いいですねー、パラダイスじゃないですか！」と言われていた。
わたしとしては、だからってその空いている時間にとびきり素敵な予定が入っているとかでもなく、何がどうパラダイスなのか、よくわからなかった。
今、多忙になって思うのは、ただ、空いた時間が嬉しいということ。
でもそれは自分の時間が空くから嬉しいのであって、他人がいくら時間を持っていても関係ないから、それを羨ましいとは思わない。
だって、忙しくしたのは自分だから。
自分の選択の上に成り立っている事実だから。
価値とは、自らが見出すものである。
だから、空いた時間は、わたしが嬉しいと思うからこそ価値がある。
そうじゃなければ、ただの、何もすることがない、暇で退屈な時間になる。
わたしはいくら自分が多忙であっても、他の人の持っている時間を羨ましいと思ったりしないんだと、今回のことで気づいた。
だって、仮にその時間が欲しいと思ったって、他人の時間なんて手にできないんだから。
そんなの意味ない。
むしろ、自分の持っている時間を大切にすることに、注力するんだと思う。
限られた時間を、その時間があることを感謝しながら、精一杯生きる。
価値に気づけるということは、幸せなことだと思う。
