設計図

ビーズでアクセサリーを作るとき、イメージは頭の中にあって、「カンペキ」と思って作り始めるんだけど、実際には微妙に上手くいかなくて、作りながらバランスを調整する、ということが常だった。
だけど先日の堀さんの番組で、彼女は絵を描く前に「設計図を描く」という。
映像で映ったのは、幾つも描かれたカマキリの絵だった。
へぇ〜、絵にもあるんだ、設計図。
そして今更ながら、「なるほど、設計図か!」と思った。
今頃???
気付くの、遅くない?っていう話なんだけど、私にはよくあること。
二次元と三次元は違うから、作ってみなきゃ分からないと思っていた。
まぁ、結果そうなんだけど、それでも紙の上でバランスを取ってから作り始めるのと、考えながら作るのとでは、やっぱり違う。


番組を見ながら、はっとした。
私って、設計図を作らずに生きてきたのかな?
それは何かに縛られるのがキライだからなんだけど。
もちろん、「これぐらいの時にはこうしたい」「こういう風に生きていたい」「こうなっていたい」という目標はある。


あるときから、直感に従うことにした。
理屈よりも直感が正しいと思った。
それから思いついたことを行動して、考えて、また次に思いついたことを行動して、そこからまた考えて・・・・。
「そういうのを行き当たりばったりと言うのよ」とある先生に言われた。
そうかも知れないけど、こんな私にも歴史はあって、考えているばかりで行動できなくなる自分に飽き飽きして、「思いついたら即行動」に切り替えたんだけど。


直感と行動の間に、設計図。
イメージと実物の間に、設計図。
前回載せたビーズの完成品は、設計図を描き、若干変更はしたものの、形はほぼそれ通りに仕上がった。


でも、これを書きながら思い出したけど、私、書いてるわ、人生の設計図。
それは計画通りに動くためのものではなく、思ったことをまず「書いて、描いてみる」ためのもの。
次の行動の手がかりを探すためのもの。
書き込んで、イメージを膨らませていく。


あれれ^^ やってたのか? 描いていたのか設計図?


うむ。
今回の気付きは、「どこにおいても設計図は意外と大事」ということだろうか。
そういうことにしておこう。