悪魔は悪魔の顔をしていない

随分前に友人が言った言葉。

これを時々思い出す必要がある。

 

大概の人は、人相に人柄が表れていると思う。

優しそうな人、目つきが悪い人、謙虚な人、偉そうな人、明るい人、内気な人、気さくな人、気難しい人…

 

でも、何か事件があった時に「まさかあの人が」などという声がよく聞かれるように、見るからに悪そうな人じゃなくても、一見無害に見える人でも、ものすごい凶悪性を秘めている場合もある。

 

むしろ、そういう人のほうが、ある意味、危険なのかもしれないとさえ思う。

 

某元総理大臣とか、一見人畜無害で人がいいみたいに見えても、内面にものすごい歪んだ思想を持っていたりする。

いや、多分、単に権力を上手く利用してやろうという人間には都合のいい「幼児性」を持った「お馬鹿」なんだと思うけど。

 

わたしはあのお方の任期中はずっと「着ぐるみを着た宇宙人(ジャバ)」とか「ゴム人形」とか言って揶揄していたんだけど、外面と中身のギャップがなんとも気持ち悪かった。

そういう意味では、悪魔の顔をしていなくとも、何かしらの違和感なり気持ち悪さなりは、醸し出しているのかもしれない。

 

本当の悪魔は、悪魔の顔をしていない。

さもいい人のふりをして、皮を被って爪を隠し、ニヤニヤしながら、誰かの大事なものを奪うチャンスを狙っている。

 

わたしは虎が大好きだけど、それは何も偽らず何も隠してないからだ。

真っ直ぐ向き合い、隠しも騙しもせず、必要なとき以外はむやみに襲わない。

その凛とした姿が美しいからだ。

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ということで、またアヅミちゃん登場。