数日に一回しか水やりしてない鉢植え。
出窓に置いているんだけど、最近は遮光カーテン閉めたままにしているからほとんど見てもない。
連日の暑さにへたばってないかしら?と思いながら、朝に水やりしてたら…
あらキミ、咲いてたのね。
知らんかったぞなもし。
人知れずというか。
誰にも気づかれなくても、健気に咲いている。
いや、ホントに感心だわ。
ただの自然の摂理なんだけど。
毎日見てたら、枝が伸びてきたー、とか、蕾が出てきたー、とか、段階を経て知っていくんだけど。
しばらく見ないうちに変化していると、見つけたときに驚いてしまう。
それって、物事にも当てはまるんだよね。
一つずつ、目標に向かってコマを進めている本人には当然と思える、もしくは、やっと出た結果であっても、その様子を知らない人にとってみれば、急に何かを達成したように見えるんだろうな。
ミニバラの開花は、なんだかそういう地道な努力の賜物を健気に表現している。
過度に主張せず、小さくて美しいエネルギーを湛えて咲いている。
その開花を見つけることで、人生の指針を再確認するような、そんな存在。
どんな猛暑でも、変わらない佇まいで咲いている。
えらいよなぁ。