カウンセラーを名乗る

アロマテラピーの勉強をしているとき、いろいろ「専門性で競合するから」「資格の範囲を超えているから」などの理由で「名乗れない」「その言葉は使えない」ことがよくあった。
わかりやすいところで言うと、アロマテラピーの行為は「トリートメント」であって「マッサージ」ではない。


そういった専門性や資格の有無という点については、以前から曖昧な印象があった。


では、「その分野の勉強をして資格にクリアした人だけが本当に『適合』しているのか?」


資格を持ってなくても素質や能力を持っていることがある、というのが私の見解なんだけど、それって「個人に判断能力がある」ことを前提にしてしまっているかもしれない。
明確な基準がないと判断出来ない場合もあり、勉強不足の人が関わることを制限しているのだろう。
例としては「医療行為」がわかりやすい。
誰でもできては困る。


でも医療の世界にも「ブラックジャック」のような人がいたりするように、資格が全てではない。


私自身においては、「カウンセラー」という言葉にずっと興味があったにもかかわらず、専門的な勉強をしたことがなく、なんとなく手を出せないでいた。
そして、何か資格を…と思ったとき、これまたずっと興味があった「アロマテラピー」と「手に職」「セラピスト」という言葉が合致して、生まれて初めて、資格のためにスクールに通った。
だから「カウンセラー」は名乗れなくても「セラピスト」は名乗れる状態なんですが。


全然違うところから、答えが出てきました!
自分の強みを再確認しようと、数人の友人に客観意見を聞いてみたら、その返答の中に、あるテストが紹介されてあった↓
http://www.humanmetrics.com/hr/jtypesresult.aspx
(こちらは英語版ですが、似たような日本語サイトもありました)
私の結果はINFJだったのですが、そのタイプを表す言葉が、なんと「カウンセラー」!
そう、生まれながらのカウンセラーなんです!


もう名乗ってもいいかな、と思いました。
私、既にたくさんやってるんです、カウンセリング。
興味あるし、誰に頼まれてなくても話を聞いて、考え続けているんです、「あの人には何が必要なんだろう」とか、「あれはどう伝えれば良かったんだろう」とか、「何がきっかけになるんだろう」とか…
今の職場でも、仕事は「英語を教える」ことになってますけど、やってることは「カウンセラー」なんです。


こんな私に「カウンセラーの資格はあるんですか?」とか野暮な質問をする人には所詮何も伝わらないと割り切って、カウンセラーを名乗りたいと思います。