息切れしなくなる

ランニングの話。
先日の美容院で話題になったことの一つ、体力維持の方法。
適度な運動は大事ですよね。
経営者や起業家に何らかの運動を続けている人が多いのも、関連があるように思います。
かくいう私も、ランニングを始めたきっかけとなったのが、地元の松山でアイウェアのお店を経営する人が講師となって行われたワークショップでした。
それまでは学生時代のマラソンの記憶から、走ることのイメージがなんとなく「苦痛」みたいなことがあって、ランニングが楽しくなかったのですが、そのワークショップで伝えてもらったことは、
・自分のペースで走ってよい
・途中で歩いてもよい
・音楽をうまく利用するとよい
ということや、
・準備体操はしなくてもよい(特に冬は急に屈伸などをすると逆に痛める)
・マラソン大会などに出る場合は、長距離(10キロとか)を時々取り入れて慣れていくとよい
ということでした。


気軽にできる、ランニング。
道具はいらないし、女性はちゃんとサポート付きのブラをした方がいいけど、基本的にはシューズさえあればできる。


そして、最近の私は「継続」に対する考え方も変わったので、楽になりました。


「継続」というと、「毎日欠かさず行う」みたいなイメージがありますが、私は、断続的でも「再開すれば続いていることになる」と思っています。
ランニングは5年以上続いていますが、途中、真夏や真冬は休んでいます。理由は単純に「暑すぎるから&寒すぎるから」なんですが、「そんなこと言ってはいけない!」みたいな根性論があると、継続しません。
だから、いいんです。休んでも、また再開すれば。


そんな感じなので、帯状疱疹や湿疹が出たり肩凝りが酷かったりで、ここ1ヶ月はほとんど走っていませんでした。
でもある程度続けていれば、逆に走っていないことが違和感になります。
なんとなく、身体が緩んできたと自覚できたり、エネルギーの発散ができていないように感じたりします。
急に「走りたい」と思ったりします。


シャンプーとドライヤーの補助で入った美容師さんに、「続けていると身体に変化がありますか?」と聞かれたので、考えてみた。
一番自覚があるのは、肺(心臓?)が強くなったこと。
息が苦しい、ということがなくなりました。
元々、階段などでも「ぜーぜー」なることはほとんどなかったのですが、記憶の中のマラソンでは、息が苦しくて最後はぜーぜー言っていたので、そこは鍛えられました。
筋肉痛も、たまに再開したときにふくらはぎがちょっと痛くなる程度で、あまり気にならなくなりました。


息切れしない。
それって実は、かなり持久力がついていることの表れなのでは?


持久力。
身体と精神はつながっていると言うけれど、身体に持久力がついているということは、精神的にも強くなっているということなんだろうか?


そう考えると、やっぱり運動によって鍛えられる部分は大きい。


運動と言っても様々なものがあるけれど、自分に合ったものであれば何でもいいし、むしろ自分に合ったものであることが大事かもしれない。
私の場合は、学生時代から、水泳や陸上では選手に選ばれることがあったので、個人種目に向いているのだと思う。自分の目標に黙々と向かうタイプ。
球技は苦手、という気持ちがあるが、バスケやサッカーなども嫌いではない。
テニスは、うーーん、と思うけれど、なぜかスカッシュは楽しかった。
向き不向きはやってみないとわからない。


ところで先日、生徒の英検2級問題を確認していて、その長文に「歌うこと」についてというものがあり、「運動と同じ効果がある」と書いてあった。


運動は苦手、という人には、歌うこと、お勧めします。
きっと、よく歌っている人も、息切れしないはずです。