モテテク

公開中の映画「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」に出ている水原希子が寄せていたコメントにあったもの。
「結局、モテって女性が自分のやりたいようにいられる環境ではないってことだし、世間的にモテを押し付けている側面もあると思うんです」
「女の子がそういうことをする必要のない世の中になってほしいです」


その通りなんですよね。
ずっと思っていたことを、やっと言ってくれる人が現れた。
水原希子は最近いろんなバッシングを受けたりしていますが、こういう姿勢があるからか、わたしはやっぱりいいなと思うし、密かに応援している。


Yahoo!のニュースフィードには、そういったモテテク記事が溢れている。
読み飛ばしてはいるけれど、目にするだけで不快なときもある。
彼女のコメントの中にもあったように、それは「媚び」であり、作られたものであり、自然でもなく、本来の美しさでもない。
どうしてそんな「媚び」が必要なのか。
そもそも、モテる必要なんて、あるのか?


いちばん腹が立つのが「残念な女子の特徴5つ」とかいう、ダメ出し。
何様のつもりだ?
こんな女子はモテませんよ、って言って、誰が得するんでしょう?
これもマウンティングの一つなんでしょうか?


たまに、そういう心理が知りたくて読んだものの、こんなクズなら読まなきゃよかった・・・と思うこともある。それも学びなのかもしれないけど。


話が戻るけれど、そもそも「モテる」ことに意味があるのか?という話である。
たくさんの異性に好かれたからって、幸せなの?


異性だろうが同性だろうが、好意のある相手には、誠意と愛情を持って精一杯接するだけである。
そうすれば伝わるものである。
小手先のモテテクが、なんなんだ?
そんな中身のないものに惹かれて寄ってくるような人間は、大したことないのだ。
そんな「モテ」は、幻想だ。


そろそろ「本物」を目指そうじゃないか。