日本の感覚と海外の感覚って違うんだけど、そしてもちろん、どっちがいいとかいう問題ではないんだけど、ジェンダー指数が表しているものと「媚び」は、無関係ではないと思う。
日本のものは、どこか女性を「従えるもの」としているようなものが多く、なんだか二次的な、ともすればお飾りのような、主体性のないもののように扱われていたりする。
とはいえ、海外のものは、やたらと女性から誘惑するような表現があったりして、それはそれで不自然さを感じるんだけど。
ある意味、やっていることは同じというか。
それも「媚び」の一種じゃないですか?みたいな。
わたしはそういうものに敏感だから、「媚び」が感じられるものに対しての嫌悪感がある。
でも、日本のエンターテイメント業界の中にも、「媚びない」オトメたちはいる。
そしてなんだか、そういう媚びてないオトメたちのほうが、海外では人気な気がする。
例えば、アイドル的な人たちで言うとBABY METALは媚びてないし、Perfumeも、きゃりーぱみゅぱみゅも媚びてない。
それなりの世界観を持っているように思う。
幼さとか素人っぽさとか「がんばってます」をアピールすることがメインの、どこぞの団体アイドルグループとは違う。
アイドルではないけど、椎名林檎とかもそう。
「世界観」が違う。
そういう人たちが支持を集めているのを見ると、ちょっと安心する。
世の中には、ちゃんと理解できる人もいる。
「媚びない魅力」は、ちゃんと存在している。