そういえば

歌について美輪さんが言っていたことを思い出したので・・・。
綾戸さんのコンサートに行った時、歌っている姿に、綾戸さんのそれまでの人生とか苦労とか人間模様が見えて、
それに感動して涙が出た、って言ってた。
「歌で人を感動させるっていうのは、いろんな辛いことや苦しいことを経験した人でしかできないことなのよ。何の苦労もない若い子が歌っているのなんて、所詮鼻歌よ。」と言っていた。


私もそう思う。
どんなに流行っていたって、心がちっとも動かないことはよくある。
ありきたりの、
表面的な歌詞とか、
「あー、そう」って感じ。


でも、ものすごく動かされる曲もある。
ほんのちょっとした言葉に、
涙が止まらなくなることがある。
それはきっと、
その人の心の奥が表れた、
深い深いものだからなんだと思う。


それが音楽だ。