なんだか暑いし湿度が高いですね。
そして会社の冷房温度が時々下げられて寒くなり、
体調が狂ってしまう、この頃です・・・
さて、昨日のこと。
上司(?)と打ち合わせをしていて、
最後に少し例え話が出てきたんだけど、
それはどこかで聞いたことあるような心理学のタイプ判断の例題で、
「有名なミシシッピ川の話」とその上司(?)は言っていたんだけど、
登場人物の誰に共感できるかでタイプが診断される、っていう話。
皆さんは知ってます?
聞いたことあると思うので、
私がここで説明しなくてもいいかな、なんて思いますが。
まぁでも説明します・・・
あるカップルが乗っていた船が遭難し、別々の島に流れ着いた。
女性の島には船の船頭がいて、一夜を共にしたらフィアンセの島に連れて行くと言う。
女性はその島の長老にどうしたらいいか相談した。
長老は「自分で考えろ」と言う。
女性は船頭の提案?を受け入れてフィアンセの島に行き、どうやって来れたかを伝えた。
フィアンセは一夜を共にしたことに腹を立てた。
さて、貴方は誰に一番共感し、誰に共感できませんか?
という話。
これを聞いた後、登場人物についていろいろと考えてしまったのですが、
そしてその上司が言っていたことも、
そのとき私がその上司に言ったことも、
いろいろ考えているうちに、
私の思考は別の着地点に辿り着いてしまった。
これは、診断の、もしくはディスカッションの例題にすぎない、
かも知れません。
とはいえ。
これを考えたのは男性でしょう。
女性は自ら、犠牲になって責められて終わるだけの話なんて作りません。
いろいろ考えた結果、
そもそも、
この話に何も共感できません。
なんですか、その話。
そんな話が堂々と心理学の例題とやらになっているんですから、
しみじみ、
世の中は男性社会だなぁと思います。
ちなみにその上司?は、
その女がいちばんダメだ、
そんなこと正直に話さなければいいんだ、
黙っていれば分からないんだから、
それに、上手いこと言ってはぐらかせばよかったんだ、
ということを言っていました。
それも、
一部は言えていますが、
じゃあ、自分を犠牲にして黙っていればそれでいいのか、とか、
上手いこと言えずに逃げられなかったらそれは女性がその責任を負うのか、とか、
やっぱり疑問が残ります。
こんな話で真面目に考える必要はないのかもしれません。
でもその上司?の話を聞きながら、
つくづく男性目線だなぁと思いました。
今までに聞いたことがあっただろうけど、
途中まで思い出せなかったのは、
その例題に興味がなかったからなんでしょう。
でも、昨日、思い出してしまいました。
むしろ、気分が悪くなるから、
思い出さないようにしていたのかもしれません。
先日、アロマスクールの先生から聞いた話です。
うつ病になるのは男性より女性が2倍多いそうです。
それは、男性が作った社会に女性が出て行っているからなんですよね・・・、自分も男性なのですが、とおっしゃっていました。