私は東京ガスのCMが好きだ。
なんか、よくわからない批判を浴びたことがあったけど、あのCMだって、いい内容だった。
物事の捉え方、視点、表現の仕方、斬新性。
いつも絶妙で、感心する。
そもそも、キャラクターのガスパッチョが採用されている時点で斬新過ぎる（笑）。
私はテレビを持ってないのでCMを見る機会もないんだけど、メルマガがきっかけで見た、今回のCM。
やっぱりいいなぁ…という感想だったんだけれど、今、これを書きながら思い返すと、そのCMに描かれている母親って、自分自身の母親とは違うので、いわゆる「共感」ではない。
だけど、「あ〜、そうだよなぁ」と思う。
なぜか。
多分、押し付けじゃないからだと思う。
「こうあるべき」とか、変な助長でも、掛け離れた理想論でも、現実逃避でもなく、なんかじわっと、「あ、いいな…」と思わせてくれる何かがある。
素朴で、真っ直ぐで、誠実。
そして、ちょっとだけユーモア。
私はその感性が好きだ。
