扱うものが違っても共通して言えるのは、素直な人は効果が出やすい、ということ。
それはただ闇雲に信じるとかではなく、素直に「受け取る」ということだ。
何かを鵜呑みにするのは危険だ。
だけど、疑ってばかりでも前に進めない。
とにかく先ずは受け止めて、その後で自分なりに考えたり解釈したり、納得しなかったら質問してみたりして、取り入れる取り入れないの判断をしていく。
だからまず、必要なのは「受け取る力」だ。
素直な人は、相手から更に良さを引き出す力を持っている。
どんなに素晴らしいと思うものを持っていても、相手が喜んで受け取ってないと感じたら、それ以上に与えようとする気にはなれない。
だけど、相手が素直に受け取っていると分かれば、もっと与えて喜んでもらおうとする。
誰だって、喜んで受け取ってくれる人にあげたい。
そうやって気持ちが集まっていく。
英語を教えていても、単語や文法や日本語との違いに、いちいち文句を言う生徒がいる。
そんなときはいつも「あー、ブロックがかかっているな」と思う。
受信ブロック。
その意識は、気づかないうちに効果を遠のけている。
素直な人は、心が開いている。
だから、すんなり物事が入っていく。
そしてそれが、効果や成果につながっていく。
素直は最強だと思う。
素直な人は、それだけで神々しい。
