自己肯定と謙虚

毎日同じ調子じゃない。
いいときもあればイマイチなときもある。
イマイチなときは、なんだか自分がちっぽけな存在に感じる。
できなかったこと、失敗したこと。
誰かを失望させたんじゃないかと気になることがある。
だけど、いちばん失望しているのは自分なのかもしれない。


そんな日もあるよ、と自分を肯定する。
そしてそれ以上考えない。


そしたらまた、調子のいいときがある。
そして自分をまた肯定する。
それを繰り返して、自分を肯定することを自然なことにする。


「謙虚である」ということ。
「卑下」ではなく、謙虚。
「自己否定」ではなく、謙虚。
それって結構難しいけど、結局は「偉そうにしない」ということだと思う。
自分も相手も尊重する、権力や権威を振りかざさない、見栄を張らない。
逆にいうと、それと対極であるような、踏ん反り返ったような人間を見ると、残念を通り越して見苦しいと思ってしまう。
ある意味、下品だ。


謙虚って、品性なんだと思う。


そして謙虚な人は、まっすぐで偽らず、素直だ。
そんな純粋さを保ち続けているからこそ、自分を肯定することができるんだと思う。
自分に自信を持てるんだと思う。


調子のいいときに、調子に乗りすぎない。
あくまで、謙虚に。
そして人に感謝する。


自己肯定+感謝=謙虚?