海外とのやりとりをする部署にいるので、電話で依頼をしている英語がしょっちゅう聞こえてくる。
その中でも、隣の人の英語がもう気になって仕方がない。
まーまー、ストレス状態。
なぜ気になるか。
端的に言うと、乱暴だから。
上手い下手だけの問題ではなくて、「配慮」が足りない。
もちろん、相手あっての会話だから、向こうも配慮が足りないこともあるのかもしれない。
だけどねー、まーまーひどいんですよ。
ほかの人が話している英語は基本的に丁寧だし、一生懸命伝えようとしているのがわかるので、気にならない。
英語もちゃんとしているけど、それより意識がちゃんとしている。
でも隣の人、結構前置詞の使い方が間違っていて、それっていわゆる日本語で言うところの「てにをは」だと思うんだけど、それを間違えたまま、ばーーーーっとまくし立てるように話すので、もうなんだか痛々しいというか、傷口をグサグサ刺しているような感じで、それを聞きながら相手もよくがんばってるなー、と思うんだけど、結構な確率で意思疎通が上手くいかずに電話を切った後にブーブー文句を言っていて、いやーーー、みたいな気分になる。
前置詞だとかsが付くとか付かないとか、そういう細かいところが気になってしまうのはわたしの性分だとしても、ちゃんと相手に伝わるように気を遣って話をするというのは、コミュニケーションの根本部分ではないだろうかと思う。
ああでしょこうでしょ、と自分の主張だけを通すのではなく、どういう状況か把握して、最善の方法を探るのが本来の目的なんじゃないかと、思ってしまう。
わたしより年配の人なんだけど、そういう部分を考えてこなかったのかな、と、残念な気分になる。
今日もトラブっていた後、「She pissed me off.」みたいな苦情はすんなり言えちゃってて、なんだかなー、と思った。
彼女の人生がどんな背景なのかは知らないけど。
どんなにペラペラでも乱暴な英語の人は、あーーーー、と思う。
ましてや彼女みたいに細かいところも粗雑なのに口調も一方的だと、かなりストレス。
間違ったまま主張を押し通されても、ねぇ。
もっと俯瞰して、全体を見ないと。
それじゃぁ、伝わらないよー。
追記:
細かいところが雑だから伝わりにくく、伝わらないからまくし立てるように言うのかもしれない、と、ふと思った。
そして、そこを改善させるためにはどう言えばいいのか、という視点を持たない限り、同じことを繰り返すのだろうな、と思う。
もう誰も、そこを指摘してくれない。
一生勉強だと思う。
勉強とは、机上のものだけを指すのではなく、人生そのものだと思う。