今年から、花粉症の薬を漢方に変えようと思い、ずっと気になっていた中医クリニックを訪れ、処方してもらったら割といい感じに落ち着いたということがあり。
そうこうしていたら、今度は酷い頭痛が続くようになって、これは更年期かもと思ってまた相談してから、処方された漢方薬を飲んでいたんだけど。
4週間経って、常用の3種類の漢方薬も、痛み止めに処方されたオリジナル頓服薬もなくなったので、今日また診察に行った。
いいお医者さんの条件って、いろいろあると思うんだけど、今日改めて気づいたことがある。
それは「伝えやすい」ということ。
「どうですか?」
と訊かれたときに、すらすらと感じていることが伝えられる、ということ。
これは多分、無意識だと思う。
「なんとなく言いにくい」という雰囲気があると、言葉が出てこない。
で、後になって、「あー、そういえばこれもあったのに、言えなかったな」と思う。
わたしの場合、結構そういうことが多い。
でも、この中医クリニックの先生だと、すらすら言える。
「どうですか?」
「落ち着いてはいるけど、汗が酷いです」
「じゃあ、今回は1種類変えさせてください」
「頭痛はないですか?」
「あったりなかったりです、今回は頓服薬も処方してほしいです」
といった具合。
(実際はもう少し踏み込んだ内容も話してます)
そういったやりとりをしながら、舌の表と裏をチェックして、血圧を測って、脈を見るくらいで、診察時間はほんの5分ほどなんだけど、それがちっとも「足りない感」がない、どころか、充分に見てもらっている感じがある。
多分、「ちゃんと見てる」ということなんだろうな。
流れ作業的な「短時間の診察」ではなく、要領が良く的を得ているからこその、「短時間の診察」。
ちゃんと今までの経過を踏まえた上で、必要なことを訊いてポイントをおさえて、処方箋につなげるという、過不足のない診察。
とってもスマート。
頼りになるわー。
ということで、今回の3種類はこちら。
なんかパッケージがビタミンカラーで、美味しそう♪とか思ってさっき飲んだら、新しく処方された黄色のやつが、めっちゃ不味かった…
良薬、口に苦し…