重い荷物をみんなで少しずつ

なんだか足元が冷える。

そろそろホットカーペット生活に移行する時期かな。

ゆるゆる過ごす土曜日の午後。

なんだかこんな風に過ごすのも久々な気がする。

というのも、ここしばらくの週末は、仕事（レッスン）以外の時間はひたすら現実逃避のように動画を見ていたから。

本当に、ひたすら。

何から逃げたいんだろう、と思う。

あれだな、きっと、理想と現実との乖離状態から逃れたいんだろうな。

それを認識することの苦痛から。

一昨日だったか、早朝にトカゲの夢を見た。

ストッカーの１つに何かがシュッと吸い込まれていって、何がいるんだろう？あ、前にトカゲを１匹入れておいたんだったけ？と思って開けてみたら、ものすごいウヨウヨ増えてて、ひゃー！みたいな。（もちろん現実ではトカゲをストッカーには入れてない、念の為）

なんで増えたんだろう？メスだったのかな？既にお腹に子供（卵）でもいたんだろうか？？とか思いながら戸口まで行って、ドアを開けて外に捨てる？んだけど。

なぜかドアにも２匹ほどくっついていて、なんか無理矢理剥がして落とす、っていう・・・

うわーー、って思ってたら目が覚めた。

あまりに印象的だったんで夢占いで調べてみたら、トカゲっていうのは「問題」を象徴しているらしくて。

なんだか現実逃避している今の状況を反映しているような気がして、でも取り出して外に捨てたから、何か解決に向かうっていうことなんだろうか？なんて思ったり。

いや、あれかな、家（実家）のことかな。

うわーーー、と思いながら捨てる、って・・・・

まんまじゃんね。

放置してたらめっちゃ増えてた、っていう・・・

なんでトカゲとして出てきたのかわからないけど、そして夢占いで調べて「問題を象徴している」と知ったけど、無意識にトカゲを夢に出しているって、興味深いな。

放置していいことなんて、何にもない。

結論が出ないから一旦置いておく、ということはあるけど、やったほうがいいことを後回しにしてもいいことはない。

やるべきことが山積している場合、だんだんと優先順位が付けられなくなって、何も手につかない、ということがある。

山が大きくなればなるほど、その大きさに圧倒されて、もう何もできないんじゃないか、と思えてくる。

それをいわゆる「精神論」とかで解決しようとしても、余計に追い詰めるだけだったりする。

社会問題と同じで、それを「弱い奴だ」と言って切り捨ててしまうのは容易いかもしれないけど、それでは何も解決しない。

かといって、できる人が全てを背負ってしまったら、そこでもまた荷重問題が起きる。

だから多分、「みんなで少しずつ」なんだろうな。

重い荷物をみんなで少しずつ持ってあげる。

そうやって「シェア」をして負担をならす。

これもSDGか。（ちょうどラジオでそんな話をしてる）

心の問題も、同じなのかもしれないな。

辛い想いを聴いてあげることで、少し軽くしてあげる。

その辛さが、聴いた人に入っていくことで、そこで共有されることで、1人で抱えていたものが、軽くなる。

誰かの辛い話を「きかない」「ききたくない」という態度は、荷物がいっぱい過ぎて持ちきれなくなっている人の前を、目を瞑って通り過ぎるようなことなんだろうな。

わたしは聴く人でありたいと思う。

聴ける人でありたいと思う。

だけどやっぱり、同じように聴いてくれる人がいるからこそ、自分も聴いてあげられると思う。

誰かの重い荷物を持ってあげられる、そういう人でありたいと思う。

写真は、そんなわたしにとって大切で貴重な友人と訪れた飯能。