ヒットしていないドラマの共通点は正論を声高に唱えるヒロインがウザいから(意訳)、という記事を見た。
まぁ、そうでしょうね。
安易に想像できる。
みんな、正論なんて聞きたくないのだ。
そんなものに興味はない。
正論なんて、ウザいだけなのだ。
正しくあることの意義って、なんなんだろう?
ずっと、正しくあることが「正しい」と思っていたけど。
でもいつしか、正しくあることが何にもなってないことに気づいた。
むしろ、マイナスになる。
正論をかざしたって、嫌われるし敵が増えるし、いいことなんて何もない。
正しくあろうとがんばっても、ウザがられて終わるのだ。
誰も正しさなんて求めてないし、正しくあっても利益は出ないし、得もしないし、評価もされない。
正論なんて、誰も求めていない。
「それって食べれるの?」
「それって美味しいの?」
煮ても焼いても、食えませんから!
残念!!!
ずっと、正論が正しいと思っていた。
正しくあろうと努めていた。
でももう、正しさなんてどうでもいい。
この世に正しさの基準さえないのだから。
正論なんて日の目を見ない。
正論をかざすヒロインは嫌われ、ウザがられる。
「ほら見たことか」と思う。
描かれ方の賛否はあれども。
振りかざすものではないということはあれども。
正論なんて、今や流行遅れ、場合によっては嘲笑の的なのだ。
わたしはもう、正論がわからない。
正しさの意義も、目指す意味も、すっかり見失ってしまった。
正論が日の目を見たことなんてあっただろうか?
正論が嫌われないことなんてあるのだろうか?
わたしは今、そんな世界に生きている。
わたしは今、そんな地球に立っている。