もう、そのフェーズは終わったよ

数日前、職場でぼーーっと考え事をしていた。

同じ係で正職員になった優秀な女子が4月から移動になるんだけど、どこに配属になるのかまだわからない、緊張するねー、なんて雑談をしていて、「でもまぁ、彼女ならどこに行っても必要なことを察知して上手くやっていくんだろうなー。そう考えると、わたしも今までいろんな職場を転々としたけど、常にその場所で必要な内容に合わせてやってきてたよな・・・でももう、そのフェーズは終わったからなぁ・・・。」と思って、自分でハッとした。

そうか、そのフェーズは終わったのか。

 

書類審査で落ちてから、しばらく悶々として低空飛行をしていた時期もあったけど。

いつの間にか、自然に「そのフェーズは終わった」と思うまでに自分の気持ちが変化していた。

もう、その子に対する羨ましさも、落ちたことに対する恨めしさも、ほとんどなくなってしまった。

 

職場に「自分を合わせて働く」というフェーズは、もう終わった。

何とか箱の中に自分の体を押し込めて、丸い部分も尖った部分も四角く合わせて働いてきた、そのフェーズは終わったのだ。

 

これからは自分がクリエイトしていく。

もうわたしは、レールの切り替えポイントを過ぎて、別の行き先に向かっているのだ。

もしくは、レールから降りて、地面を自由に歩いているのだ。

 

わたしの前に、道はない。

わたしの後に、道ができる。

 

 

今日の写真は、確定申告を無事に提出した後の黄昏時、道端に見つけた花。

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この子たち、本当に可愛い。

こういう白くて小さな花が好き。