映画の日

またやってきました、映画の日
例によって、ハローワークの帰りにピカデリーへ。
INVICTUSを見ました。
やっぱり内容からか、見に行っているのは男性のほうが多かったです。
私の両隣も男の人。
で、左側はちょっと年配。うちの父親ぐらいか、もう少し上。
へぇ〜、とか思いながら隣に座っていたんだけど、予告の時に激しい画面の映画がいくつかあって、ハラハラしちゃった^^ 心臓に悪いんじゃ・・・・って^^
ま、余計なお世話かもしれませんけどね。
それで内容なんだけど・・・・
映画を見るときって、そのときの自分の状況であったり、体調であったり、少なからず影響すると思うんだけど、正直、あれ?っていうくらい、そこまで感動!って感じにはならなかった。いや、内容はいいんですけどね。
マンデラ大統領がしたことは、素晴らしいと思う。彼の考え方も、行動も。その主題は、間違いないと思う。
でも、なんだろう、撮り方?捉え方?がストレートすぎるというか、きれいにまとまりすぎているというか・・・。予告編を見たときに思ったことと、すべて見終わって思ったことに変化がないというか・・・。私の予想の範囲を少しも超えてないというか・・・・。
左のおじいちゃんは、すごいこと泣いてました。
きっと、なにかあるんでしょう。
そして多分、男の人には受けがいいんだと思います。


個人的には、見終わった後に、あーでもない、こーでもない、といろいろと考えてしまうような、多面的な映画が好きなんだと思います。何かに気付かされたり、世界観が広がるような。あと、すっきりして、何かにチャレンジしたくなるようなもの。
それで思い出したけど、ウィル・スミス親子主演の、原題"Pursuit of Happyness"(Happynessは、わざとミススペリング)、邦題「しあわせのちから」もよかった。まだ見ていない人は、ぜひ^^ この、pursuitという言葉がキーなんだけど、邦題に反映しにくいのが残念。どうしても、「しあわせのちから」では、ぼやけてしまう。
それでもう一つ、思い出した。字幕の翻訳。今日の映画の中で、"Bye!"を「がんばって!」と訳してた。えええええ!みたいな。状況から勝手に「がんばって」にしたんだと思うけど。
日本人は、何でも「がんばって」と言う。
私は誰かに「がんばって」と言うのを、なるべく避けている。昔から、「がんばって」という言葉が嫌いだった。いやいや、がんばってるって、と思う。その言葉は、なんとなく、他人事というか、自分は別の場所にいて、言葉だけ掛けているような気がしてならない。だから私は、誰かががんばっている時には、「大丈夫、できるよ」と言うようにしている。
物凄くがんばっている人に必要なのは、それ以上がんばれと言うことより、「自分を信じていれば大丈夫」と言ってあげることのほうがいいんじゃないかと、私は思う。
まぁ、それが言葉として「がんばって」になっているだけなのかもしれないけど、それでは語彙として乏しいと思う。今日の映画も、日本人がそういう状況のときに「がんばって」って言うから、"Bye!"が「がんばって!」になっちゃったんだろうね・・・。せめて、「いってらっしゃい!」くらいにしてほしかったな・・・。

ま、長々と書いてしまいましたが、そんな映画の日でした。
みなさんは最近どんな映画を見ましたか??