言葉といえば

コミュニケーションと言えば、言葉。
その中で、ずっと気になっていることがあって。
全然大したことではないのですが、人の発した言葉に敏感な私だからなのか・・・・


東京に来て、よく聞く言葉。
最初聞いたときから「?」だった。
本来なら、
「それはちょっと違っていて・・・」というところを、
「それはちょっと違くて・・・」と言う。
ん?なに?ちがくて???
それ、間違ってない???と思ったけど、これが、意外とよく聞く。
それでついつい、自分も使ってしまいそうになる。
でも日本語としてはおかしいはず。
今、これを書きながら変換してみたけど、もちろんちゃんと変換されない。
先日「?」と思ったのは、確か、ラジオの人が言っていたからだと思う。
ありゃりゃ、公共の電波の上でも聞いてしまうようになってるんだと、ちょっとびっくりした。


言葉は変化するから、
もしかしたら「ちがくて」という人が増えちゃったら、それが正解になるのかもしれない。
「違っていて」が、少数派になる日が来るのかもしれない。


それで今、規則性を考えていたんだけど、
「○○くて」となるのは、元が形容詞の場合ですね。
「近い」→「近くて」
「短い」→「短くて」
「ヤバイ」→「ヤバくて」
すいません、最後のはあんまりちゃんとした日本語じゃないですね^^
いやいや、
ということで、「違う」は本来「○○くて」には当てはまらない。
「違う」→「違っている」→「違っていて」と変化する。
じゃあ、「違い」なら?という話なんだけど、これは名詞ですよね。
だから、これも当てはまらない。
「違い」→「違いがあって」となる。


一体、「違くて」は、どっから変化したんでしょうね?
流行の省略形???
「違っていて」が長くてめんどくさいから変えちゃった?
まぁ、この「めんどくさい」も省略形ですよね。
正しくは、面倒くさい。
ほら、ちゃんと変換される^^
あー、あと、ふんいき。
「雰囲気」が、いつの間にか「ふいんき」になっている。
これなんて、変換したら、「不陰気」になっちゃう^^


間違いが、大多数を占める。
そうすると、正解であるはずの少数派が、まるで間違いであるかのような状態になってしまう。
それって、言葉に限ったことではなく、社会の風潮などにもあるんだろうな。


私は流されたくない性質ので、
誰も言ってなくても1人で「雰囲気」と言っています^^
そして「違くて」と言わない人が好きです。