総括

師走は、ほとんど更新が出来ないまま、大晦日を迎えてしまいました^^;
みなさん、2012はどんな1年でしたか?
私個人としては、
悩んで動いてまた悩んでを繰り返した年でした。
でも、動いてよかったと思っています。
年の瀬押し迫って、最後の最後に、光が見えてきた、
そんな不思議な1年でした。
まぁ何が、って、特に特別なことはないのですが、
方向性が決まり、
年始の準備をしていくうちに、
なんだかスッキリ、晴れ晴れとしていき、
雲が晴れたような気分になりました。
なぜ、って、
多分それは、「流れ」だと思います。
滞っていたものが、流れ出したのだと思います。


人によって、動くタイミングが違う。
それは、充分分かっているつもりでも、
時々、動いていないことに焦り、あがき、
何とか動かそうとする。
でも、思うように動かない。
そして更に焦り、悩み、落ち込み、凹み・・・


でも、そんなときがあっても、
必ず流れは来ます。
それを「波」に例えたりもしますが、
引いたり寄せたり、
流れにもタイミングがあります。
それは地球の、ひいては宇宙の、
法則でもあるんでしょう。


ここに何も書けない間も、
いろんなことがありました。
選挙。
1票の格差が問題になっている中、
初めて、東京都の選挙に参加しました。
感じたのは、小選挙区の歪。
個人的には、東京の小選挙区は、廃止すべきですね。
入れたい人に入れられない仕組みになっていると思います。
地元の愛媛にいる時は、そんなに問題だとは思いませんでした。
自分の地域にいる人に限られる、というのは、別におかしなことではありません。
ただ、ここ東京では、人口密度のせいなのか、
細かく対象が区切られていて、
都内の別の人に投票したくても、出来ない。
同じ都内なのに。
変な話、国会議員なんて、そんなに人数必要なの???
細かく区切って地元から・・・っていうのは、
地方自治がやればいいことなのでは?
そして、その地方自治が国に提言すればいいことなのでは???
なんか、形だけでやっているような気がしてならないのです。
そして、
今回の「自民圧勝」も、
全然圧勝じゃないのに、
小選挙区のせいで、得票率に全然比例しない形で当選しちゃってる。
そして更に、
世間の動きとしても、
民主党がダメだから自民党」という、
何とも短絡的な印象があり・・・
なんだそりゃ、という感じですね。
それでも円は安くなり、期待値は上がり、
何とも複雑な世の中です。
とりあえず、よくなることを祈りつつ、動向を見守り、
意見を培って生きたいと個人的には思っています。


それから。
今月起こったことでショックだったこと第2。
アメリカの銃乱射事件。
これまでにも何度も起こっていたことですが、
犠牲者が6-7歳が多かったこともあり、
今までよりショックでした。
朝の通勤時間にアメリカ経由の(ハワイの)ラジオを聴いているのですが、
銃規制についての意見などが事件後に話題になっていて、
学校に銃を持った警備員をつけるとか、
先生に銃を持たせるとか、
そういう話があったのですが、
そういうことを言う人は、弱い人なんだと私は思います。
市民の意見として取り上げていたものに、
「私の知り合いにも銃を持っている人がいるが、彼が銃を持つ理由は"恐れ"があるからだけど、銃を持っていても、危険を減らすことは出来ない。」と言っていて、その言葉が的を得ていると思った。
「世の中には危険な人がいる。だから、自分も銃を持って危険に備えるのだ。」
はて。
あなたが恐れているのは、他人なのか、自分なのか。
銃を持つ自分は、危険ではないのか?
それは単なるいたちごっこだと、私は思う。
子供の喧嘩と同じ。
先にそっちがやったから、自分もやったんだと。
それじゃあ自分もそのレベルに成り下がってしまう。


極論を言えば、
自分を守るために武器を持つ、というのは、アホだ。
本当に自分を守りたければ、
攻撃されてもうろたえないだけの精神を持て、と思う。
武装したって何も守れない。
破壊があるのみだ。
本当に何かを守るということは、
究極には、
壊されないものを持つしかないのだ。
形あるものは壊れる。
壊れないものは、精神だったり思想だったり、
そういう魂の宿る、形のないものだ。
目を閉じて穏やかに鎮座する、
仏や観音様の、あの様相だ。
何かを恐れる人にとっては、
あの姿こそ、畏れるものなのではないだろうかと私は思う。


とまぁ、かなりヘビーな話になってしまった2012年の年の瀬ですが^^;
他にもシリアの問題、中東、インドの事件など、
眉をひそめてしまうことも多々ありますが、
世の中が、平和的解決を目指すよう祈りつつ、2013年を迎えたいと思います。
どうぞ、皆様も、輝かしい年になりますように!!!