優しさは行動に表れる

rock_azure2016-11-15

人は、とかく「言動」に影響される。
「発信」や「発言」が重視される。
インターネットが主流になった今、その勢いは加速し、なんだかその力が全てを握っているかのように見えたりもする。


だけども。


ワークショップを開催して、気付いたことがある。


アロマで繋がった友達が来てくれた。「行くよ」なんてことは一言も告げず、お菓子を持って訪れ、カラーセラピーを受けてくれた。


私も彼女に似たところがあって、事前に知らせたりせず、言葉より行動で気持ちを表すことがある。
でも、そういう「男前?」な性格からか、言動はハッキリしていて、キツいことも言ったりする。そしてそれによって、周りが引いてしまうことも多々あった。
だから、私もずっと、「自分は冷たい人間だ、人に優しくない」と思っていた。


随分大人になってから、友達などに「優しい雰囲気がある」と言われたことで、「言動がハッキリしていること」と「優しさ」は別物なんだ、自分って優しいんだ、と認識できるようになった。


「優しさ」って、難しい。
ただ相手を受け入れるだけでもダメだし、時には厳しくする必要もある。
だから、ただ相手に合わせるだけの優しさは、「ニセモノ」だと思っていた。


開催場所が近かったとはいえ、友達の中で今回のワークショップに来てくれたのが、その言動から「キツい」と思われがちな彼女だったということが、なんだか印象的だった。


優しさは行動に表れる。
気持ちは行動で示す人だからこそ、その優しさは本物である。
彼女の訪問の中身の全てが「優しさ」という訳ではないにしても、それを形容するならやっぱり「優しさ」なのかな、と今回のことで思いました。


ありがとう。