スーパーウーマンになる必要のない社会を

前の記事にも書いたこと。

今まで女性は、社会に出たら「男性のように」働くことを求められていた。

もともと組み込まれていなかったシステムの中に入って機能していくためには、「女性を捨てる」ことが正解のように考えられていた。

 

そういえば一時期、仕事も育児も家事も完璧にこなす女性、みたいなのがよく取り上げられていた。

そんなスーパーウーマンがお手本、みたいな。

 

なぜか女性には、いつの間にかものすごいものが課されていた。

全部できないと認められないような風潮。

 

そんなスーパーウーマンにはなれない、と多くの女性は思う。

そして「女性には無理だ」という意識が蔓延する。

 

意欲があって何かを目指そうとしても、枠がなかった。

事実、医師なんて入試の時点で減らされているんだから。

その壁を乗り越えるほどの力がなければ、無理だった。

 

今まで、働く女性は戦ってきた。

「ありのままで」ではなく、鎧を着ていた。

でももう、戦う時代は終わる。

これからは、「誰もが戦う必要のない社会」へと、転換していく。

もう、スーパーウーマンになんてならなくていい。

ありのままの自分で、生きていく世界。

それは目覚めればそこにある。