「天気の子」

なんとなくタイミングがなくて観れてなかった「天気の子」。

やっと水曜日に観に行った。

 

台風被害があったから、なんだかリンクしている気がした。

 

 

結末については、賛否両論あるという記事を見かけていた。(ネタばらしはしない上で)

だから、その結末って、なんなんだろうと思っていた。

 

 

結論として、わたしはその結末に感動した。

もう自分を犠牲にしなくていい、人柱になんかならなくていい、自分の人生を生きていい、自分の幸せを願っていい。

もう、巫女になんて、ならなくていい。

 

救いに来てくれた、というところに感動した。

あんなに必死になって、取り戻しに来てくれた。

 

 

途中、「誰かが人柱になることで世の中が収まるなら(犠牲になってくれたらと思う)」という感じのセリフにゾッとした。

こうやって、生贄が捧げられてきたんだろうと。

平和な世界のために、誰かが犠牲になってくれたら、という・・・

 

 

それを。

彼は救いに行った。

 

 

あのシーンに、どれだけの女性が救われただろう。

どれだけの女性が、解き放たれただろう。

もういい、自分を捧げなくてもいい、自由に生きていい、と。

 

自分がすることで誰かを救えたらと思う。

でもすればするほど、自分の身体が消えていく。

身を削って、それでも世界が丸く収まるなら・・・

そんな彼女を、彼は取り戻した。

 

 

やっぱり観てよかった。

 

 

そして、エンドロールも印象的だった。

途中から、日本ではない国の人たちの名前がたくさん出てきた。

それもある意味メッセージになっていて、本当に素晴らしいと思う。