なんだか今日は思考が散乱してる。
いや、ここ数日そうなのかもしれない。
疲労感なのか何なのか、ある程度回ったところで思考がストップする。
オリンピックの延期が決まった途端、首都圏が危険、という話になり、スーパーに殺到、レジに長蛇の列、だったらしい。
18時ごろに買い物を終えて帰宅したわたしには、何のことやら・・・
どんな風に世界が回っているのか、というのは、共通のものではない。
見えている風景も、光の加減も、表情でさえ、わたし以外の人には違って見えるのかもしれない。
1月末から始まっているこの事態に、まるで突然訪れた天災であるかのような衝動的な行動をとる。
それはもう、いちいち反応する価値もない、ただただ愚鈍な行為なんだけど、やっぱりため息が出てしまう。
週末は外出を控えて、と言っているだけなのに。
それは先週末の呑気なお花見のような集まりをしないように、と言っているだけなのに。
濃厚接触をできるだけ避けて、と言っているだけなのに。
スーパーを閉鎖しますなんて、言ってないのに。
テレビなんか見てないから知らないけど、くだらないメディアが煽るから余計にそういうことになる。
思考力を持たない人間は、申し合わせてスーパーに駆け込む。
品薄になるから買いに行こう、って、その行動が加速させていることなんて、どうでもいいのだ。
自分さえ買えればいい、買っておけば安心。
そんなに普段から買い物してないの?
そんなに在庫管理してないの?
数日分の米がないの?どれだけ引きこもるつもりなの?
マスクのときも、トイレットペーパーのときも、今回も、わたしは買わなかったし、今後もそういう買い方はしない。
それはただ、そういう行動でパニックに加担したくないからだ。
自分は困ってない。
自分はそんなことで死なない。
米はあるし、トイレットペーパーの在庫もある。
マスクは花粉症にはきついけど、幸いにも会社の非常用袋からもらってなんとか繋いでいる。
躍起にならなくても、なんとかなる。
今日のスーパーも一部の商品がすっからかんだったけど、大好きなヒューガルデンが買えたから、それで満足だ。
なんの問題もない。
大事なことは、なんなのか。
こんなときこそ、人間性を極めるのだ。