昨日謝罪について書いていたら、今朝見たTwitterに同じ内容を見つけてしまった。
発信しているのは仁藤夢乃さん。
この議員のセクハラについては少し前に見かけていたんだけど。
動画で解説しているものがあって、朝から見入ってしまった。
彼女の徹底した姿勢には本当に感心する。
同時に、やっぱり声をあげるって大事だな、と思う。
セクハラやパワハラを日常的にしている人からは「記憶にない」とか「そういう意図ではなかった」とかいう『言い訳』しか出てこない。
何が問題なのかわかっていないし、理解しようともしていない。
「もううんざりです」と言っていて、本当にその通りと思った。
誰も加害者を注意しないという風潮もある。
反応しすぎだとか、被害妄想だとか、セクハラを受けたと感じたことを咎める人もいる。
いやいやいや・・・
普通に、知らない男性に腰を触られたら気持ち悪いでしょう。
しかも「記憶にない」となれば、日常的に触っているんでしょう、無意識に。
ああキモい。
考えただけでゾッとする。
女性や10代という年少者を「力のない弱い存在」「支援すべき対象」と捉えていることにも抗議していた。
その通りだと思う。
だけど、この感覚が理解できない人が多いのが今の現状だ。
ただ、若い世代は違うのかな、と思う。
以前に教えていた男子生徒が、お母さんに対するお父さんの態度が嫌だ、と言っていて、例えば「水!」と言って持ってこさせる、お母さんも「ハイハイ」って持ってくる、それを見ているのが嫌だ、水ぐらい自分で持って来ればいいのに、と言っていて、しまいには、「もう・・・クズ」と言っていて笑ってしまった。
いや、アナタのお父さん、大企業の日本社長でしょ、そんな肩書きを持った人に「クズ」って言えるのはアナタぐらいでしょうね・・・と心の中で思いながら。
若い世代は、そういう(昭和な)父親の態度に違和感を持つ、そんな感性を持っているのかもしれない、男性であっても。
今回、動画を見ながら思ったこと。
10代という若い世代が、何かを訴えるというのは自分の力だけでは難しいのかもしれない。
感じたことを言葉にまとめて表現するというのは、簡単なことではない。
誰かがまとめて文章にしてくれて、それを読んで、そうそう、それが言いたかった、ということはよくあると思う。
それが若い年代であればあるほど、そういう経験も少なく、どうすればいいのかわからないんじゃないだろうか。
そんな一つ一つをきちんと拾い上げて表現してくれる仁藤さんのような存在って、すごく大きいんじゃないかと思った。
一つ一つをきちんと拾い上げて、表現する。
そういう人でありたい。