なんか知らんけど、気づいたらもう4月も1週間しかない。
どゆこと?
早過ぎない?
今回は久しぶりに係内の入れ替えがあり、4月から新しい人が来たから、いろいろと業務を説明したり一緒に作業をしたりすることが多くて、毎日があっという間に過ぎていった。
引き継ぎ的なことも久々だったから、ちょっとストレスもあったりして。
週末はただただ家でゴロゴロしてたら終わる、みたいな日々だった。
ま、花粉もあったからどちらにしても外出もしにくかったんだけど。
そして今日は統一地方選。
補欠選挙の速報を見ただけで、相変わらずというか、いつまで経っても変わらないんだなー、と思う。
低い投票率、組織票の勝利。
いや、わたしなんて所詮マイノリティだから、投票で勝つなんてことは、ほとんどないことはわかっている。
それでも、NOを示すために、「変革」の意思を示すために、放棄せずに投票している。
意味がないように思えても、それでもこの1票には意味があるんだと思って、権利を行使するために、投票に行っている。
この世は、正直者が損をする世界だ。
真面目にしていたって何もいいことはないし、むしろ、いいように利用されて損をする世界だ。
ずる賢い人間が成功し、利益を独り占めする世界だ。
そんなことは、随分前からわかっている。
だけど。
同じようにしようとは思わないし、正直にしか生きられない。
だから、しがない1票に、もしかしたら何かが変わるかもしれないという僅かな期待を込めて投票する。
投票の後、散歩に出かけた。
いつもの玉川上水。
桜と共に華やかさは消え失せて、ただただ緑が芽吹く道をひたすら歩いた。
なぜだか分からないけど、今日は全然テンション上がらなかった。
写真は、歩道橋からの景色。
何度も歩いている道なのに、初めて登った。
そしたら花が咲いていて、スマホのカメラを構えていたら、通りかかったおじさまに声をかけられた。
何の花ですか?と訊くので、何の花でしょうね?と応えた。
咲いてるなと思って撮ってました、と言うと、きれいですね、と言って去って行った。
都心を少し離れると、そういう通りすがりの会話がある。
何だか懐かしい感じだった。
自然の中にいると、自分を取り戻せるような気がする。
と同時に、どうしてわたしはこんなに自然に近くて、人間に馴染めない人間なんだろう、と思う。
自然には、見失っていたものを再発見させる力がある。
そんな自然の中にいるのが、わたしは好きだ。