ジャニー喜多川氏の性犯罪について、今朝のYahoo!ニュースに載っていた記事を読んだ。
元Jr.だったという彼は、13歳のときに被害を受けたという。
その様子(描写)から、あー、ジャニー喜多川という人は、こうやって次から次へと少年をターゲットに、同じ行為を繰り返していたのか…と思った。
芸能界での成功を餌に、夢を見て集まってくる少年たちを、次々と…
え?ちょっと待て。
いやいや、コレ、犯罪者だよね?
みんな知ってて、何十年も野放しにしてたってことよね?
自分が受けていることが何なのかも分からない10代(それも比較的年少)を狙って、権力を使って、食い物にして、人生を壊してきたんだよね?
え?
マジかよ。
勇気を出して語ってくれた人たち。
それがなければ、わたしもこの件の悍ましさに気付かなかったかもしれない。
具体的な想像ができてこそ、リアルに感じられる。
ここまで沈黙させられていたのは、闇が深いからに違いない。
みんな知っていながら、人の尊厳よりも欲を優先させ、権力に平伏した。
メディアも業界も、犯罪者に加担した。
弱者は沈黙させられ、去るしかなかった。
その罪深さに、直面する必要がある。
もう隠しきれない。
被害者は、どこかで救われる必要がある。
そのためにも、事実を明らかにして向き合い、社会として反省すべきだ。